深呼吸を2回して
心を着地させていく
左足の一歩から
沈黙を解き放て
たどり着いたこの舞台
じんわり滲み出る汗
意識がはちきれそう
強く瞼を閉じた
緊張を撫で回して
なんとか
集中力を飼い慣らせ
吼えるのは内に潜む
魔物を祓うためだ
運命と偶然
問いかけと
答えが交わって
合図が鳴る
Ah yeah
世界が開いていく
くぐり
抜けたドアの向こう
一直線に
前だけ向いて
逃げる
選択肢を捨てろ
Ah yeah
この掌で
掴み取りたいもの
想像しているよりも
ずっと
光っていればいいや
煌いてくれればいいや
費やした日々と涙は
嘘をつかないし
嘘はない
そうして生まれた
軌跡が
明日を作っていく
いよいよ最期だって時
もらえる勲章が
あるとして
僕の胸にはそれが
かかってるだろうか
喧騒と静寂
現実と理想が交わって
熱量を上げる
Ah yeah
躍動してくボディ
ほとばしるシナプスで
未知の領域と感覚だ
全てが
スローに見える
Ah yeah
この指先が
触れた極限の証
未来と手を
繋げたならば
どんなにかいいや
加速していけ勝利者
Ah yeah
何度も何度も
息絶えそうになっても
落ちては
また這い上がって
頂に手を伸ばす
Ah yeah
この掌を
ぐっと胸に押し当てる
確かに
感じ取れるんだ
僕が居るって証拠
誰の胸にもひとつ
打ち鳴らせ心臓の音