咲いた華は
儚く散って
幾多の空を越えた
紡ぐ言葉に音のせて
また誰かのもとへ
いつかそれは
龍のように
照らす力となる
思い描いた未来像
手をすり抜け遠く
けれど確かな理想像
晋む道を示す
近づけば離れてゆく
心模様はいつも
壊れそうに小さく
弱いけど
踏まれたって
立ち向かって
また生まれ変わる
咲いた華は
儚く散って
夢夜の果て美しく
ヒュルリー
ヒュルリ
風息合わせ
幾多の空を越えて
新世界の華が開く
いつも同じ景色ばかり
目に飛び込ませてた
これからは
総てのことが
別の視点になる
海よりも深い蒼
ときめきのような紅
歳月の移ろいには彩り
雨が降って
地固まって
晴れ間に七色
咲いた華は
儚く散って
夢夜の果て美しく
ララルー
ララルー
鼻歌交じり
志しの向きは
運命の道しるべ
明日を見つめる
眼差し
憂き世歌で革命
目指し
まだまだ覚めやらぬ
気持ち
絶頂の
カタチ
天まで届け
矢継ぎ早に
飛び交う惑わしの
声にも
負けてはいけないと
意志が叫んでる
咲いて咲いて
また咲き誇れ
夢の泡と
消えぬように
瞬く間に
過ぎ去る香り
繋ぎ目の記憶
咲いた華は
儚く散って
夢夜の果て
美しく
ヒュルリー
ヒュルリ
風息合わせ
幾多の空を越えて
新世界の華が開く