ひとつ手前の
駅で降りたら
夕暮れの街
歩こうか
商店街の
人混みを抜け
家までの道
一人きりで
風に吹かれながら
今日のこと
考えてみる
時間が欲しいの
今の二人にとって
とても大事な選択
簡単に
決められないわ
愛して
いるから
どんな結論だって
ちゃんと
その目見ながら
答えたい
遠回りの愛情
道端に咲く
名もなき花が
何か言いたげに
揺れている
正解なんて
どこにもないと
そう私にも
わかってるの
次の曲がり角で
いつもの道
家が近づく
時間が
あっても
何も
変わらないでしょう
あなたに
言われた時から
本当は
決めているのよ
それでも私は
同じ心の道
ちゃんと
確かめながら
歩きたい
遠回りになっても
その腕に
抱きしめて
もらえるなら
ちゃんと自分の足で
一歩ずつ
私の方から歩く
すべてが
愛のヒストリー
時間が欲しいの
今の二人にとって
とても大事な選択
簡単に
決められないわ
愛して
いるから
どんな結論だって
ちゃんと
その目見ながら
答えたい
遠回りの愛情