潮の香りが通り過ぎて
ひどく静かな
夜の海
線香花火の音に
照らされて
二人は少し
色っぽくなる
久しぶりの自転車
Tシャツつかんで
たけど
本当はぎゅって
したかった
ねぇ私のこと好き
想ってるだけなら
いいでしょう
ねぇ私のこと好き
想ってるだけなら
いいでしょう
麦わらぼうし
飛んでかないで
残った花火
さみしくみえる
麦わらぼうし
ここにいってよ
もう少し君と
一緒にいたい
風が背中を吹いて
ひどく切ない
気持ちで
無邪気に赤いリボン
泳いでた
れぇもうこれ以上は
わがままも
言わないから
ねぇ振り向いて笑顔で
さよなら
手を振って
麦わらぼうし
遠くなってく
波の声も
歌う声も
麦わらぼうし
変わらずいてよ
また会える日は
笑っていよう
麦わらぼうし
飛んでかないで
残った花火
さみしくみえる
麦わらぼうし
ここにいってよ
もう少し君と
一緒にいたい