夜明け前
霞む月
おまえは何処へ
夢を運ぶ
誰もが
ただ迷う道で
凍えた空を見てる
まだその先に
朝が来るところを
信じたくて
風になろうか
時を吹き抜けて
渇ききった心の壁も
一気に越えるさ
風になろうか
涙も振りきり
たった
一度のいまが続く
それが人生と
言うなら
散る花に
添える手を
人はいつから
忘れたまま
ひとりで
生きられるはずが
ないこと知ってるのに
なぜさみしさの
殻も破らないで
あきらめてる
風になろうか
時を吹き抜けて
あの流れゆく
雲も絶えず
形を変えるさ
風になろうか
昨日も振りきり
たった
ひとつの命生きる
それが人生と
言うなら
風になろうか
時を吹き抜けて
渇ききった心の壁も
一気に越えるさ
風になろうか
涙も振りきり
たった
一度のいまが続く
それが人生と
言うなら
どこまでも
ただ風になろうか