雨上がりの夢
息を潜める
遠ざかった空
白くなって少しずつ
旅立つ終わりは
いつも突然
でたらめなままで
心の中並べて行くよ
その足跡はすぐに
消えてしまうけど
何度でもまたきっと
思い出すから
駆け出す記憶だけが
この手を握ってる
サヨナラ呟いて
もう見えなくても
重なる光がまだ
どこかで彷徨って
伝えて
忘れたりしないよ
ずっと
見失ってばかり
解っていても
そんな風にしか
進んで行けないから
閉じ込めていた
小さな嘘が震える
こぼれてしまう前に
自由になって
涙に溶けてしまう
あの日の悲しみも
ゴメンネ呟いて
まだ聞こえるかな
何より不安定で
確かな毎日へ向かって
一人きりで行くよ
ずっと
ただ痛みから
捕まらないように
ただ誰からも
見えない場所へ
でもその先に
何かがあるなる
駆け出す記憶だけが
この手を握ってる
サヨナラ呟いて
もう見えなくても
重なる光がまだ
どこかで彷徨って
伝えて
忘れたりしないよ
ずっと
側にいれないけれど
いつでも忘れない