誰もが探してる
誰かを探してる
手を伸ばせば
いつでも
あるはずの
ぬくもりは
幼い日のまぼろし
眩しすぎて
見つめることも
できない太陽
明日へと続く
この道に
いつも影はひとつ
人はどこへ
ゆくのだろう
扉を開けるたび
差し込む光と闇
上手く
伝えられなくて
優しくなれなくて
その弱さも
脆さも
大きすぎて
羽ばたくことが
できない翼で
刻んだ痛みは
優しさに
変わってゆくから
明日はそこに
あるのだろう
あの路地の向こうで
繋がってる未来に
怯えている私がいる
言葉には
できなくたっていい
前を向いていれば
刻んだ痛みは
優しさに
変わってゆくから
眩しすぎて
見つめることも
できない太陽
光があふれる
この道に
いつも影はひとつ
明日はそこに
あるのだろう