色褪せていく
フィルムのように
確かな現在も
いずれ霞んで
何でもなく
笑いあった
刹那の時間と光
繋がっていく
記憶の底に
誰かが見つける
ためあると
信じている
今でも
なぜ心は
なぜ傷むの
胸の片隅
不安抱えて
生きることを
恐れながら
無意味に問いかけ
続けた
失っていく
記憶の中で
誰かに救いを
求めている
君の声
僕は掴む
小さくても
聞こえなくても
君のため
掬いあげるから
巡り合いまた
遠ざかる日々
今も鮮やかな
光灯す
何もかも
失くした夜も
僕らだけが知る
あの場所へ
いつだって
還ろう