冷たい風に微かに
柔らかい
日差しが混じる
どこまでもつけた
足跡も消えた
もう一度白く包んで
このまま
寒い冬空だって
寄りそえば溶けてゆく
張りつめた
君の気持ちも空気も
優しさの中
ほんの少しの煌きが
澄んだ空を飾ってく
眩しいね
小さく呟く
唇思い出して
冷たい風に微かに
柔らかい
日差しが混じる
どこまでもつけた
足跡も消えた
もう一度白く包んで
崩れそうな雪のあとが
季節外れに残されて
冬の寒さを
忘れられずにただ
明日の
届かない場所で
彷徨う
互いの手を握って
ただ駆けてゆくだけで
凍えそうな
朝に銀の世界で
2人を染める
雪の上を滑った
輝きがふっと舞い踊る
楽しいね
その微笑みよ
またこの手の中で
冷たい風に揺られた
春の香りも感じれず
どこまでも
続く無垢な夢見てた
もう一度白く綴って
崩れそうな雪のあとが
季節外れに残されて
冬の涙で
濡れたままの心
光も届かない
場所で漂う
冷たい風に微かに
柔らかい
日差しが混じる
どこまでもつけた
足跡も消えた
もう一度白く包んで
崩れそうな雪のあとが
季節外れに残されて
冬の寒さを
忘れられずにただ
明日の
届かない場所で
彷徨う