気付いたのは
失くしたそのあとで
振り返れば
風が鳴いた
消えない声が
いつまでも胸に
触れて瞬いている
交差してく
ことのない線でも
いつかどこか
辿りつくだろうか
希望はいつしか
理想と現実
取り合って
どちらにも染まれない
僕は日々に
呑まれた
例えばあの時君が
消えない声が
今も問い掛ける
僕を試すように
その感情
行き着く先には
君が望む
ものがあるのかと
風が凪いだ
遠くに唄がある
君がくれた
眼差し共に
消えない声が
いつまでも胸に
触れて瞬いている
交差してく
ことのない線でも
いつかどこか
辿りつくだろう