遥か遠く揺れる
風の音
白い月明かり
君の香りを探して
また一人
碧い
過去へ旅する
ああ
この手の平
すり抜けてく
砂の粒のように僕は
心のまま
時の川を流れて
どんな幻でも
構わないだから
もう一度
笑って見せて
閉ざされた夜に
まだ今も
君だけ
抱きしめたまま
夜明けを待ってる
何を食べて生きて
何を見て涙流して
君の
いない世界では
自由さえ
深い
罪を受けているようで
ああ
この手の平
震えている
小さな
鳥のように僕も
壊れたまま
静かに目を閉じるよ
どんな未来が来ても
構わない君が
隣にいてくれたら
それだけで
疑いも欲望も忘れて
自分さえもきっと
信じていけるのに
思い出が輝きを
増してくほどに
僕は痛みで
生きることを知る
どんな幻でも
構わないだから
もう一度
笑って見せて
閉ざされた夜に
まだ今も
君だけ
抱きしめたまま
夜明けを待ってる
どんな未来が来ても
構わない君が
隣に居てくれたら
それだけで
疑いも欲望も忘れて
自分さえもきっと
信じて行けるのに
どんな幻でも
構わないだから
もう一度
笑って見せて
閉ざされた夜に
まだ今も
君だけ
抱きしめたまま
夜明けを待ってる