この場所から歩き出す
通りはまばらな夕暮れ
誰もいない
立ち止まらない
そっと
マイクをにぎったよ
やっぱりこの道一人
歩くの少し不安だよ
電話して弱音はいて
ちょっと
泣きついたりして
だけどあなたは
もういない
いつも笑顔で
励まされてた
あの日着てた
洋服抱いて
なつかしい香りに涙
大空まで
はばたきたい
あなたをのせて
このまま
翼広げたい
後戻りは
できないけど
それならいっそ
私も消えて
しまいたいよ
どうか私を
おいていかないで
もう一度だけ
戻ってきてよ
会いたい
人と人が巡り合う
ことって奇跡
なんだよね
だってこの長い道のり
自分だけじゃ歩けない
眠れない夜くるまった
ふとんがとても
とても冷たい
時々見る
二人の写真
ずっと
昔のことみたい
本当は悔しいんだ
ほんの一言でいい
言葉がほしい
夢の中で
しか会えない
どんなに願っていても
側にはいないから
二人で約束した
今日の日
今こそ願いは
叶ったほら
歌うよ
これからもね
ずっとずっと
あなたはたった一人
私の中で
忘れないよ
忘れないよ
あふれ出す思い出に
涙止まらない
遠い空の
もっと高い
星にたっていつも
見守っていて
精一杯
生きてみせる
今以上に強くなる
きっとなってみせる
最後に
伝えたい言葉がある
言えずに今日まで
歩いてきた
ありがとう