凍てついた目が語る
何を亡くして来たの
信じたい恐怖には
願望の欠片
求めずに生きてると
背を向ける弱さこそ
いつか大事なひと
突き落とす
始まるよ
終わりなき
夢の奥に穢れを
埋めたばかりさ
赤く染まれと
切り裂く魂
荒れる風の果てに
真実を
ただ捧げたまえ
堕ちる速さが
安堵になるまで
欲望の
微笑みを浮かべた
運命に抱かれ
狼狽える声に釣られ
全て失うつもり
遅れたら奇跡への
手掛かりが消える
ふれ合えば熱さゆえ
溶けて行く脆い壁
だけど心震え
立ちすくむ
逃げなさい
常しえに
続く罠が扉を
固く閉じても
守り抜くため
命を手にして
鎖砕けるまで
何度でも
身を叩きつける
闇の中には
愚かな聖者が
嘲りの
禁じられた言葉
運命を殺す
動かぬ感情
染みこむ血の雨が
虚しいとさえ
思えぬまま往く
作に合うあけ
まだ判らない
今は
赤く染まれと
切り裂く魂
荒れる風の果てに
真実を
ただ捧げたまえ
堕ちる速さが
安堵になるまで
欲望の
微笑みを浮かべた
運命に抱かれ
Maiden's Errand