とある物語を
聞かせよう
奇妙な冒険の
はじまり
ある少年の
青春の物語
ある男はこう
言っていた
すぐ
彼を気に入ったと
甘ちゃんでも
正真正銘
紳士
だったと
悲しみの過去を
抱き締めて
未来への希望
引き連れて
立ち向かう背中
もう一度
逢えるものなら
気障な男は
こう言ってた
彼こそ希望なのだと
親友と息子を
まるで同時に
得たようだと
ここに受け継がれてく
汚れなき意志と
ハートをふるわせてく
勇気の讃歌よ
邪悪を絶って
光となれ
ここに受け継がれてく
太陽の意志と
最後まで闘った
青春の記録
悲しい歌など
君には似合わない
未来
それは
今ここにある
古の仮面に
染みついた呪わしき
数奇な運命
立ち向かうことが宿命
若い生命を
燃やして
強気瞳のレディは
こう言った
そう
彼は遺したのだと
その気高さ
ぬくもりもすべて
ここにあると
青く光る海原
高き美空は
あらゆる人のもとへ
続いているのだろう
その名は届く
時も越えて
ここに受け継がれてく
汚れなき意志と
ハートをふるわせてく
人間讃歌よ
暗闇の荒野
照らして高らかに響け
勇気を胸に抱いて
恐怖に応えよ
人間ならばみな土に
いつか還るのだ
たとえ時代が
忘れゆくとも
ここに受け継がれてく
太陽の意志と
清らかに溢れ出す
尊き波紋
それは響きあい
誇りと強い意志となり
やがて未来となる