今宵も月光が
眩しいね
ヌルい夜風と戯れる
キミに
微笑ってみたんだ
いつもと
変わらぬ幼き日の
畏怖
臨終を
悼むマーチを
奏でよう
この世で最も残酷で
残虐なこの唇で
さあ冷たい闇の泉で
ふたり湯浴む
今血塗れのドレスを
脱いで頂戴
ねえ
落ちた種の匂いが
ボクを震わす
もう腐りかけの腦を
空けて注ごう
頭蓋を満したロゼ
乾杯さ
二度と開かぬ
その瞳は空ろで
歪んだガランドウ
魔っ暗に染まる
悦びの
夜が迫る
滅んで
ハシャゴウヨ
無慈悲な酔いが
静寂を切り裂けば
いざ逝かんふたりの
Grateful
Dead March
紫煙を燻らせてる
南瓜頭
ニガい薫りに
酩酊れてるボク等
窒息寸前Sir
幻妖
堕ちてく瞳の震え
禁忌を破り
アーチを渡ろうよ
あの世を律する
呪文は乱調Gimme
金切声で
よく褪めてる本の扉を
ふたり捲る
すぐ死にたがる
脳裏Action
ステキさ
だって
すでに息をしてない
キミは使者
なら夢見がちな
捩子を巻いて戻そう
番を外せば
ポッキリ散散さ
二度と開かぬ
その瞳は空ろで
歪んだガランドウ
魔っ暗に染まる
悦びの夜が迫る
滅んでハシャゴウヨ
無慈悲な酔いが
静寂を切り裂けば
いざ逝かんふたりの
Grateful
Dead March
ふたりで一対だから
視線を凝視めた蝋人形
幸福さ
二度と開かぬ
その瞳は空ろで
歪んだガランドウ
二度と開かぬ
その瞳は空ろで
歪んだガランドウ
魔っ暗に染まる
悦びの夜が迫る
滅んでハシャゴウヨ
無慈悲な酔いが
静寂を切り裂けば
いざ逝かんふたりの
Grateful
Dead March