桜雨の中で
ぼくらふたりぼっち
脆くて儚い夢をみる
移り気な心も
君だけが何故
離せない
二人の恋路は宵の口
ひらひら舞う桜の下
心寄せ歩く
冗談みたいな夢
語り合ったね
目の前で
起こるすべて
まるで奇跡みたい
まばたきも
息するのもの
忘れそう
桜雨の中で
ぼくらふたりぼっち
一秒も惜しく求め合う
また夜が明ければ
夢から
覚めてしまいそうで
愛しても
愛したりなくて
君と会えない
日なら全部
晴れてても曇り
どうして
これまでとは
違う世界
いつも通り
笑ってても
何処か寂しそうで
そんな顔
させてしまう
ぼくが憎い
桜雨の中で
ぼくらふたりぼっち
脆くて儚い夢をみる
罪重ねてく嘘
いくつ最後の
くちづけを
交わせばぼくらは
終われるの
初めて尽くしの
この恋は
新しい感情を連れて
今君は誰と
愛し合っているの
どうもがいても
侵されて
不可欠な毒で
満たされる
もうほどいてよ
もうゆるしてよ
どっかいってよ
過去になってよねえ
君がつけた傷の
瘡蓋を剥がして
何度も何度も
なぞるけど
感触も痛みも
どこかホンモノ
じゃないんだ
汚していいから
愛してよ
桜雨の中で
ぼくらふたりぼっち
脆くて儚い夢をみる
移り気な心も
君だけが何故
離せない
二人の恋路は宵の口
もし
運命じゃないとして
繋ぎ合い続ければ
変われるかな