街角で
偶然君を見かけたよ
僕の知らない君だった
何人か
男の子たち引き連れて
声を立てて笑った
僕の前では大人しい
コなのに
まるで違う
野良猫みたいな眼差し
この愛しさが
ハレーション
心がちょっと
見えにくい
そうイメージが
飛ぶくらい
眩しい君にお手上げさ
本当は
虫も殺さないのか
意外な
すべて愛したくなる
束ねてた髪留め
ふいに外したら
もっと
クールな顔だった
建前で
猫を被っていたんだね
君が遠くに見える
愛は角度でかたちが
変わるんだ
あれもこれも確かに
君だろうと思う
今すれ違う
ハレーション
記憶と現実重なって
ねえ一瞬の輝きに
いきなり瞳奪われた
間違いは
何も知らない僕さ
真っ白い
何か覗きたくなる
この愛しさが
ハレーション
心がちょっと
見えにくい
そうイメージが
飛ぶくらい
眩しい君にお手上げさ
本当は
虫も殺さないのか
意外な
すべて愛したくなる