回転木馬のたてがみ
しがみついて
遠くの
パレード見送る
記憶の森
もう捕らわれていた
意味さえ
わからなくて
ママと見てた
真昼に
心を奪われてる
バカげた妄想
笑って抱き寄せて
ごめんね
不安は
あなたの
せいじゃないよ
ねぇわたし本当は
ずっと泣きた
かったんだ
優しい人
名前を呼んでもいい
ほどけぬように
許さぬように
かたく
閉ざしてたから
ほどけたなら
許したなら
自分じゃなく
なりそう
誰も愛さない
夢から覚めた朝に
迎えに
来てくれたの
ありがとう
一度は忘れた未来に
臆病だわ
あなたは隣で
時々叱っていて
ねぇいつか大きな
扉開けた時は
背を押そうと
しないで
手をつなごう
ほどけぬように
揺るがぬように
重ねあっていけたら
せいいっぱい
生きることが
とても眩しく思う
幼い約束
果たせなかった誓い
何度でも探せると
知ったよ
ほどけぬように
許さぬように
かたく
閉ざした日々が
一雨ごと
季節のように
今花開いてゆく
甘やかな明日
信じてもかまわない
数えきれない
勇気くれたね
選んでくれたの
ありがとう