あなたを
待っていたのに
混雑してるホームで
やっぱり
来ないのはなぜ
風が吹き
抜けるベンチ
話したい
ことがある
深読みさせる
メッセージね
いつもの電車の時刻
かなり
過ぎてしまった
一緒に帰ろうとして
見当違いの期待
私だけ
勇み足
キャンセルをされた
リアクションに
ふいに届くスタンプ
I LOVE YOU
I LOVE YOU
きっと近くに
いながら
顔出せない
そんな臆病者
LINEじゃなく
目を見て言いな
本当に
愛しているなら
ちゃんと直接
会って告白しな
読むんじゃなく
声を聴きたい
本気度
試そうとしたのに
言葉だけで
送信されても
既読スルー
付き合う
付き合わないは
微妙な境界線で
迷っているのは事実
押され方
次第でしょう
私も好きよ
なんて
言わせたいのか
バカにしてるわ
それでも
あなたを待って
突然やって来そう
帰るに帰れなかった
愛を信じ続けた
妄想に裏切られて
落ちてしまった
そのテンション
ふいに鳴った
スマホに
Your NAME
Your NAME
電話かける
くらいなら
ここへおいで
あなたリスク
取らないのね
顔を見せて
はっきり言えよ
女に断られたって
それは男にとって
恥じゃないんだ
保険掛けちゃ
恋にならない
ドキドキする
からこそ恋
ノックするように
告られても
愛はスルー
目を見るんだ
正々堂々
あなたが
腹を括ったら
すぐにYESかNOか
答えてあげる
LINEじゃなく
LINEじゃなく
目を見て言いな
本当に
愛しているなら
ちゃんと直接
会って告白しな
読むんじゃなく
声を聴きたい
本気度
試そうとしたのに
言葉だけで
送信されても
既読スルー