時代を呑み干した
波がとぐろを巻く
三位一体の舵で
常世の岸目指さん
曇天も貫ける
熱き意志の弓矢を放て
荒くれのかぜどもを
なぎ倒すまでは
魂繋げ鋼より強く
いざ不敵に笑え
憂き世晴らせ
おまえがあること
その真実だけで
奈落越える
誓いを惑わせる
鱗刃の波襲う
転迷開悟あがけ
こよなき者護らん
その姿変われども
この身修羅になりても
信ずる
業の空突き破る
我が証立てよ
魂ぶつけ千の風興せ
いざ気高く笑え
妥協しない
おまえとすべてを
分かち合う強さで
娑婆を変える
世界が崩れゆくほど
嘆きに焼かれても何故
まだ明日の灰色を
見上げて
抗える
何にも知らず過ごした
あの日の譲れぬものが
今俺を
生まれ変わらせてく
毘藍になる
魂繋げ鋼より強く
澄んだ空の如く
笑う日まで
我等があるなら
その真実だけで
奈落越える