風に舞う
花のように
行く宛てさえ
知らないまま
幾千もの
時を越えて
一人
ユラリユララ
飛び立って行く
鳥達を
仰ぎ見ながら
立ち尽くす心はまだ
Cloudy Sky
砕け散って行く
波の音に
耳を澄ませば
微かな雨の
気配を感じた
水に舞う
月のように
漂うだけの
運命でも
幾千もの
時を越えて
一人
ユラリユララ
太陽がすべての
過去を
焼き尽く
してくれても
未来に怯える心は
Cloudy Sky
闇を照らす星屑に
導かれるように
光へと歩き出せたら
過ちを
繰り返したとしても
裏切りに
苛まれたとしても
もう一度
もう一度
信じたい
この夢を
そしてまた
一人になって
しまうのだろうか
それでもたどり
着けるのならば
風に舞う
花のように
行く宛てさえ
知らないまま
水に舞う
月のように
漂うだけの
運命でも
幾千もの
時を越えて
一人
ユラリユララ