君は知ってるかい
渋谷川って
名前を聞いても
ピンと来ないだろう
忘れられたように
都会の隅で
それでも確かに
せせらぎ続ける
まるで僕の
君への想い
他愛ない話をして
バス通りを
歩きながら
古川橋
その近くで
僕はなぜだか
切なくなるよ
愛しさは胸に
しまい込んで
少しだけ君と
距離を置いた
ひっそり流れる
そう
目立たない日々
誰も気づいてない
この渋谷川
涸れることもなく
ずっと変わらぬまま
人の暮らしの中で
汚れた水も
溢れた涙も
海へと運ぶよ
恋のかけら
どこへと向かう
恵比寿橋まで
笑いながら
あっという間に
着いてしまった
友達の二人で
いた方が
長続きできるなら
それでいい
密かに願うよ
そう永遠の恋
君は知ってるかい
渋谷川って
名前を聞いても
ピンと来ないだろう
忘れられたように
都会の隅で
それでも確かに
せせらぎ続ける
まるで僕の
君への想い
いつまでも
いつまでも
時が過ぎて
景色から消えても
関係は
途絶えることなく
誰も気づいてない
渋谷川って
涸れることもなく
ずっと変わらぬまま
人の暮らしの中で
汚れた水も
溢れた涙もah
君は知ってるかい
あの渋谷川
少しでいいから
思い出して欲しい
いつも君と僕が
歩いた道の
近くを流れる
川があるように
ずっと僕は
愛し続ける