今日遅刻寸前
パンを口にくわえ茫然
もちろんの当然
駅前に着くまで
ダッシュです
やっとの事で
総武線の窓辺のとこで
一息をついて
ふと空を眺めた
わた雲の隙間に
一粒の影が
隠す雲切れ目を
凝らした
空中遊泳仰天の光景
まだ我が目疑って
良く見て視線を全体へ
驚いてまた目を擦った
見慣れた制服宙に
浮かんで
同じ目的地に
向かってる
僕は遅刻しそうなのを
思い出した
今朝起きた案件
頭に焼き付いて大変
外見に反面の
ギャップにも
戸惑ってます
どうやって伝えよう
見ちゃったって事を
誰もいない場所で
見たものは
空中遊泳驚愕の情景
君は空へ浮かんで
魅せつけ無重力状態へ
いざなうように
手を握った
もう知ったね
わたしの秘密の羽根
飛びっきり
可愛い笑顔で
言うんだね
僕は凄く素敵だって
伝えたんだ
浮かれていたのは
僕一人で
秘密を知られて
焦った彼女
手助けで飛ぶことも
あったって
でも感謝より
興味示す民衆
化け物って
人じゃないって
飛ばないってそう
彼女は決めたんだ
もう飛ばないって
泣きながら叫ぶんだ
ほんとは
誰にも言えなくて
やっと言えたんだって
くしゃくしゃな笑顔で
僕の手を掴んだ
空中遊泳爽快で絶景
これで最後だからって
泣きながら
二人blue skyへ
君は空で笑ったんだ
空中遊泳君は今も
飛ばない
つもりなのかな
素敵で
綺麗な君はとても
空が似合うんだよ
秘密は僕が守るから
心落ち着くの待つから
君はまたねって言って
歩いていく
歩いていくんだ