君の
目で世界を見て
みたい
僕には
見えないものが
見えるはずだから
今は
まだ答えを知り
たくない
喜びと悲しみに
出会うべき時に
波に洗われた
ガラスの欠片を
集めて蝋燭に
火を灯した
君が笑ったら
空気が震えるから
儚い思いが
少しこぼれた
今年最後の
海へ向かう
夕焼けが白い
シャツを染める
二つの長い
影を残して
夏が終わりを
急いでる
波は
打ち寄せ
繰り返すけど
ただ一つとして同じ
形はないから
破り捨てられた
ノートの欠片を
集めて青空に
撒き散らした
君が泣くまでは
僕は泣かないから
儚い
願いが
届く時がきっと
今年最後の
海へ向かう
夕焼けが白い
シャツを染める
二つの長い
影を残して
夏が終わりを
急いでる
今年最後の
海へ向かう
汐風が赤い
髪を梳かす
丸いガラスを
光に透かして
次の言葉を
探してる