人はみな嘘をつくの
あなたの為にと
愛を売ってそう
何気ないひとこと
僕は一応
覚えているよ
昨日の夕焼けも
そうでしょ
同じもの見ていた
はずでしょもう
何が綺麗かなんて
ごめんね少し
わからなくて
誰より素晴らしい
君との未来をずっと
眺めて
この手で
触れたいもの
この目で
見ていたいもの
ぼやけて
しまってゆく
その度に
わからないの
君は何を
見ているの
春を急いで
いたつぼみを
そっと知らず
撫でてくれるような
そんな暖かい言葉で
僕の心
花が咲くよ
いつも諭すように
話してしまうけど
君と過ごしたいだけ
なんだよもう
あえて言わせないで
おくれよ
でもね少し
気付けたんだ
だからさ
つまりは
そうだな
これから
ずっと
二人で
この手で
触れた過去も
この目で
見た未来も
ぼやけて
しまってゆくのは
なぜか
わからないの
僕は何を見ている
いつまでも
こんなことじゃ
駄目だって
わかっている
だからこそ
どんな未来も
受け止めて
いけたらいいなと
この手で
触れたいもの
この目で
見ていたいもの
ぼやけて
しまっていたなら
今夜は
確かめよう
君は何を
見ているの
確かなのは
僕は君を
見ていたいよ