さざ波がゆらり
あなたを見せた今
また痛いの
私へと笑う
あなたを描く
私は此処よ
抗うほどに流れる
赤い赤い涙
信じた空が落ちてゆく
彼女を見ないで
広がる美しき世界で
あなたのそばに
行きたいの
あぁ願いが叶うなら
この声を差しだそう
さよならと共に
夜の星を散り
ばめたなら
愛した匂いを
体に纏い歌を
あげましょう
舞い上がるほど
夢見る
甘い甘いくちづけ
邪魔する
存在をすべて
壊してまいたい
果てなく
美しき世界で
あなたの愛は
誰のもの
どうか
名を呼んで下さい
一度きりで良いから
溢れる
色とりどりの花
さざめく凪も
水鳥も
あぁこの目は映さない
あなたじゃなきゃ
意味も無い
広がる
美しき世界で
あなたのそばに
居たいだけ
あぁ願いが叶うなら
この声を差しだそう
たとえ泡に
なろうとも