スタートの地点は
横に並んでいた
同じ世代の
同じ夢持つ仲間だった
青空にピストル
鳴った瞬間から
列は乱れて
誰もが競争し始めた
絆はやがて縦に広がり
順位が生まれてた
速い速い遅い遅い
差ができた
高い山を登るルート
それは一つじゃない
目の前の急なその
斜面選ぶ人もいる
頂上へのその途中で
自分が何番目か
今の居場所を知って
また頑張ればいい
先頭の背中が
遠く離れて行く
手と手繋いでいたのに
ここからじゃ届かない
力を合わせて
頑張ろうと誓った
私たちってやっぱり
ライバルだったの
息は苦しく
足は疲れて
立ち止まりたくなる
前も前も後ろ後ろ
気になるよ
高い山を登るルート
それは一つじゃない
目の前の急なその
斜面選ぶ人もいる
頂上へのその途中で
自分が何番目か
今の居場所を知って
また頑張ればいい
そばに誰も
仲間がいない
孤独を感じるけれど
道は道は続く続く
また会えるよ
ゴールまでの
長いルート
みんなそれぞれだよ
遅くたって確実な
道を選ぶ人もいる
走り方が美しいと
評価もされるだろう
流した汗の量も
誰かが見てるよ