思い出す
夢うつつ
目を閉じた
薄闇で
思い出す
光ある
ひとときの
あなたとの
思い出す
お別れを
突然の
さよならで
思い出す
それからの
今までの
私達
暗いのは嫌
目を覚ますの
毛布を抱いて
片目を開け
明るい場所
行きたいから
呼べば呼べば
手も握れで
窓を開けるの
お日様浴び
髪の色に
光るリング
あなたの顔
笑っていて
きっと私も
同じ顔
思ってる
水平線
いつだって
高望み
思ってる
認めてる
友のこと
あなたとね
教室で
見渡せば
賑やかで
いい空気
でも私は
背を叩くの
光る光る
時間を手に
思ってく
これからを
放課後に
肩抱いて
思ってく
歩み添え
笑ってる
声重ね
思ってく
夕食や
洗濯や
掃除して
思ってく
毎日を
手を握り
眠るのよ
起きてみれば
窓には月
呼べばそこに
応える声
あなたの顔
笑っていて
きっと私も
同じ顔
夢のとおり
君の向く先
笑いながら
認めてる
共に行くわ
地平の先
ずっとずっと
どこまでも