明け方の空
ほのかに赤く
染まり始めてる
夜の寒さに
凍えた頬にも
朝陽が射す
遠い夜明けを
待ち望みながらも
怖がってた
それでも
朝が巡りくれば
昨日の痛みは思い出
こうして
手を取り合い
また歩きだす
地平線無数の光の矢
浴びて
二人を包む
プリズムに
想い想われ
結ばれてゆく
奇跡
離さないこのまま
ずっと君を
いつしか夜が
かき消された
白い空気の中
目を凝らしたら
朝もやにそっと
薄く浮かんで
切ないほどに
背筋を伸ばした
君の姿
見つけて
少しずつ近づく
君を抱きしめる勇気は
今なら
広げた手に
そう
溢れている
形を変える雲
ほどけてくように
風向きならば
分からない
ここからどこまでも
果てしない
世界
君となら
明日を見つけ出せる
地平線無数の光の矢
浴びて
二人を包む
プリズムに
想い想われ
結ばれてゆく
奇跡
離さないこのまま
ずっと君を