見慣れた街角に
溶け込むように
ここにあった
古い公園
幼い僕らには
見上げた空
埋め尽くした星々
無限に思えた
くたびれたネクタイ
放り投げたら
見えた気がしたんだ
秘密のあの場所
自分のクロニクル
そこに残る僅かな
記憶の中もう一度
のぞき込んで
みたけど
繰り返す毎日
置いて行かれ
そうな時
探しに行こう君と
路地裏の
プラネタリウム
蝉時雨の隙間
ふいに光る
夜空を染めてゆく
流星
突然思い出す
横顔には
あふれる笑い声に
彩られてた
つまずきそうな時
話しかけてた
三毛猫の言葉
聞こえなくなった
小さな手を振った
影に向かいさよなら
思い出の雫達を
胸に散りばめたまま
あの頃とは違う
素敵なものもあると
現在を生きる姿
どこまでも大切な日々
自分のクロニクル
そこに残る僅かな
記憶の中もう一度
のぞき込んで
みたけど
繰り返す毎日
置いて行かれ
そうな時
探しに行こう君と
路地裏の
プラネタリウム
思い出の
プラネタリウム