潮風にチギれそうな
水色のシャツが
海岸沿いのカーブで
いまミラーから
消えてった
想い出に手を振り
街を出るこの僕に
サヨナラ
と言わなかった
キミ
強がりが切なくて
伝えたかった気持ち
半分も言えずに
わがままに旅立つけど
僕を許してくれ
どんなに遠く
離れてても
想い続けているから
いつかキミを
迎えにいくよ
叶えた夢と一緒に
そう信じていてほしい
走り去るテールライト
灯る夕暮れまで
国道の歩道橋に立ち
涙乾くの待った
愛は距離を超える
誰かがそう言ってた
会えない
季節数えても
くじけない心でいたい
星の見えないまちで
迷わずにいますか
あの瞳の輝き
失くさずにいますか
どんなに遠く
離れてても
想い続けているから
いつかあなたが戻る
場所は私の隣と信じ
ねえ
変わらずいて欲しい
いまも忘れない
初めての日に
夕立ちよけて
このコンビニ
小さな背中に
声かけたね
雨宿りベンチ
夏草の匂い
蝉時雨が消す
キミの泣き声
僕は右にでもキミは左
振り返らずに
悔しいけど
Never Say Good Bye
あれから二つ夏が去り
愛見失った僕は
一人の夜のさみしさに
嘘をつくのにも慣れて
永遠という言葉の
重さに耐えきれず
若さと笑いとばした
僕をゆるしてくれ
どんなに遠く
離れてても
想い続けているから
いつかあなたが眠る
場所は私の隣と信じ
どんなに遠く
離れてても
想い続けていられたら
摩天楼沈む夕陽にじむ
何ごとも
なかったように
僕らの夏が終わる
魔法はいつか解ける
青春の日々とともに
傷つけ合うためだけに
出会ったん
じゃないのに