静かな
雨音が続いて
世界を映す
夜
窓には
キラキラ
ひとしずくの
光が流れる
もう少しで
あと少しで
雲が消えて
広がる夜空
風に揺れるつぼみ
重なる想い
ほら朝が来るよ
何かが
変わる季節
新しい
一日を描いて
輝く
光のカケラ
散りばめられた
世界は
なぜこんなに
眩しいんだろう
花みたいに
今日までの
足跡を眺めて
ふと立ち止まる
朝
空には
七色の虹がいま
希望を描いて
それがとても
なぜかとても
切ないけど
嬉しくなるの
足元に揺れてる
小さなつぼみ
ほら花が咲くよ
世界が蒼く染まる
煌めく雨上がりの空
キレイな花が
咲くように
眩しい光を浴びて
次の季節運んでくる
風の匂い
全てが変わる季節
新しい始まりを
描いて
輝く光のカケラ
散りばめられた
世界は
なぜこんなに
美しいんだろう
花みたいに