錦の御旗を掲げよう
僕らはボンクラ
闇を知ればこそ
光を知れる
don't cry
全部揃っていた
としても
希望なんて
ないのかい
何もなくても
希望に寄り添えるか
華やかなりし
時代の陰は
今や華やかささえも
影をひそめ交わる
たまには空を飛んで
違う世界の青を
見たい
ためらわず
染まる色彩に憧れた
少年のように高く
見下ろしていたい
僕を睨む僕が
ここにいる
理想を
失わないままで
どこまで行けるか
現実に
寄り添いたい
フリしたdry
人は苦さを
知ってこそ
甘さを味わえるのさ
例え君が何かを
失ったとしても
むせび立つ
アスファルト
蒸発する匂いは
梅雨明けの豪雨
真夏前の兆し
まだ知らぬ夜明け前
その先に
潜む地平の果ては
目に終えず
夢現か幻か
見果てぬ空は
今も思うよりも
近いのに
見上げたら
届いてしまう
幻想は遠くて
少年のように高く
見下ろしていたい
戻れないなんて
強がりさ
少年はあの日
ただ終わりを
告げたんだろう
あなたを
乗せるはずの
背中の翼は
たまには空を飛んで
違う世界の青を
見たい
ためらわず
染まる色彩に憧れた
少年のように高く
見下ろしていたい
戻れないなんて
強がりさ
僕を睨む
僕がここにいる