キミだけの
ボクでいるから
台詞のように
聞こえる
かもだけど
真っ暗な道を
がむしゃらに
走ってた
壊れるほど
抱きしめたくて
でも涙が何故か
溢れ出して
ボクはまだなにも
分かってなくて
そんなことじゃ
これから
一人じゃやって
けないよと
ワザとらしく
戯けるキミ
笑えないと
怒るボクに
何も応えず微笑んで
窓の外眺める
キミの横顔が
刹那くて
キミだけの
ボクでいるから
台詞のように
聞こえる
かもだけど
真っ暗な道を
がむしゃらに
走ってた
壊れるほど
抱きしめたくて
でも涙が何故か
溢れ出して
ボクはまだなにも
分かってなくて
またワタシが
歩けたなら
二人の部屋
探したいなと
電話越しで笑ってる
キミの吐息が
苦惜しくて
愛してる
この言葉さえ
何もまだ
わかってない
かもだけど
真っ暗な道を
がむしゃらに
走ってた
逢いたくて
張り裂けそうで
でも涙で何も
見えなくて
ボクはまだなにも
分かってなくて
キミと紡ぐ
はずだった未来が
突然色褪せた
あの日から
何もかもが
見えなくて
でも今はやっと
あぁ解ったんだよ
ボクが生まれたのは
キミに会うため
キミをずっと
守り続けるため
世界中に
ボクの笑顔で
花を咲かせよう
キミだけの
ボクでいるから
台詞のように
聞こえる
かもだけど
たくさんの花を
キミのいる部屋まで
届けよう
愛してる
その言葉だけ
小さな掌に握って
キミはただ
そっと微笑んでいた
キミはただ
優しくそっと