終焉の幕
開けを歌おう
絶望ヲ奏でる
此ノ詩ヲ
暗澹ヲ超エテ尚
幸福ヲ求メル愚カナ
ストーリー
秒針は動き
次々朽ち果てていく
禍福を仰げと
終わりへ堕ちてゆく
無価値無意味な
この環で
羨望掲げ歩むのは
どうして
どうして
どうして
どうして
どうして
ああ
信仰は脅迫な姿に
変わりいく
世界を
壊してしまえばいいと
破滅的な
スコアに合わせて
歌おう全てを
無に還ス
詩ヲ歌オウ歌オウ
誰にも
理解る筈がない
でしょう
孤独なこの命の憂いが
愛しさ優しさ情けなど
何も
もう何も要らない
断罪のソリテュード
薔薇薔薇に壊れて
散り散り塵となれ
この手で裁き下そう
腐敗尽くした
ヒエラルキーが
鎮座して笑う
何も生み出さず
驕るのはどうして
嗚呼
身勝手に
投げかける言葉
何もかもを傷つけ
進行は兇悪な姿に
成り果てた
コノ手で
壊シテ
シマエバ良イと
叙情的な
下降音階に合わせて
奏デヨ
総テヲ
無二還す
調べ奏デ往コウ
心が壊れて
しまいそうでも
血に塗れ穢れて
しまっても
愛しさ優しさ情けなど
何も
もう何も要らない
断罪のソリテュード
世界を
壊してしまえばいいと
破滅的な
スコアに合わせて
歌おう全てを
無に還ス
詩ヲ歌オウ歌オウ
誰かに分かって
ほしがったのか
答えなど出ない
その憂いに
愛しさ優しさ情けなど
何も
もう何も要らない
拒絶し続けた
総てを消し去る
断罪のソリテュード
薔薇薔薇に壊れて
散り散り塵となれ
この手で裁き下そう