ずっと眺めてた
走る窓のこの景色
いくつの山と
トンネル抜けて
長い橋を渡ったか
夢の終点は
まだ先だと
わかっている
通過して行く
小さな駅の名前
何となく
気になってた
そこにはそこで
乗客が待ち
各駅停車の
電車が来る
私は何を急いで
いるのか
未来の時間は
まだまだ
残ってるのに
途中下車して
歩こうか
知らない世界が
まだあるから
きっと人生は
ゆっくりと
最後のゴールを
目指すもの
いつか乗っていた
仲間たちと
このレール
一人一人と
どこかで乗り換えて
思い出を
旅立って行く
始発駅から
乗り込めたから
時刻表通り
進んで来た
終着駅で
何をすればいい
本当に
やりたいことが
わからなくなった
途中下車して
考えよう
他にも
色々夢はあるよ
そんな急いでも
しょうがない
降りたい
その駅で降りてみる
人は
誰も
運命で動いてる
運ばれてるだけじゃ
つまらないよ
だけど
きっと
自分の意思で
行き先は選べるんだ
途中下車して
歩こうか
知らない世界が
まだあるから
きっと人生は
ゆっくりと
最後のゴールを
目指すもの
途中下車した
その駅は
見るものすべてが
新鮮だよ
何もしていない
そのことが
一番大事だと
気づいたよ