暁の蒼に認めた
君よ
幻想忘れること勿れ
春の風に舞う
懐かしき童歌
遠く遠くまで
情熱頼りに来たけれど
涙の湖で溺れかけて
あの日の指切り
心のまにまに
想いひとひら嗚呼
烏が鳴いても帰れない
後ろの正面
カゴメカゴメ
地獄の沙汰も艶音次第
覚悟決めたら
通りゃんせ
見えない待ち合わせ
消えないこの場所で
浮世に抱かれて
幻想よ咲け
愛になれぬなら
我楽多のままがいい
何も何もかも
天の神様の言う通り
強者どもが鬼の後で
ほどけた簪
求めた詫び寂び
逢瀬夜もすがら嗚呼
たられば
あの子が欲しくて
噛み芝居
達磨が転んだ踊れ踊れ
花壱匁ほろ苦い
誰の目隠しまぁだだよ
つれない語呂合わせ
切ない諸刃だけ
朝陽が昇れば
幻想の果て
この世これやこ
後の祭りかな
愛の道
其々の幻想
樹の下で
あの日の指切り
心のまにまに
想いひとひら嗚呼
桜の花道恋い焦がれ
あれから月日は
流れ流れ流れ流れ
烏が鳴いても
帰れない
後ろの正面
カゴメカゴメ
地獄の沙汰も
艶音次第
覚悟決めたら
通りゃんせ
見えない待ち合わせ
消えないこの場所で
浮世に抱かれて今宵は
幻想よ咲け