An dich
in zweitausend
oder zwanzigtausend Jahren
弔いの花の名前も知らず
飛び去りし鳥の遺したあとに
草木は芽吹き 今年もまた春が来る
冬を置き去りに
巡る季節に 恨み歌えど
あなたは二度と帰ってこない
最後の口づけを 赤く染めたのは私
他の誰でもない
震える首筋を 包み込む温もり
私は何度でも この寒さに立ち向かう
戦えと戦えと
繰り返すあなたの言葉
今でも絶えず
まだ響いてる
時が運んだ 穏やかな日々
手向けた花のように
秘めた言葉は 誰にも告げず逝く
Requiem Requiem
棺には 君が愛した花を
罪を許すなら 暁よ照らせ
Die Welt das Schwert
des Jungen zerbrochen hat
Wird die Spitze
des Wolkenkratzers erreichen
Und auf den Turmbau zu
Babel lachend herunterblicken
Hass und Sorge sind
eine zweischneidige Ebene
Die Geschichte wiederholt sich
産めよ増やせよと 大地に満ちて
鋼鉄の鳥を空へ放った
自由は紅蓮の弓矢となって
何度も繰り返す
投げ返す石を捨てられずにいる
臆病な《人類》が見上げた空
流星に似た 冥府の弓矢
歴史は繰り返す
そしてまた《無》になる
聴こえるか?モリを出ろ
何度道に迷っても
焼け野原にも草木は芽吹いた
文明が持つ影と光
総てを見ていた 大樹の洞で
君は何を識る?
La-la-la-la la-la-la-la
二千年 若しくは 二万年後の君へ