さよならするなら
それは置いていけな
君が思うより気
に入ってんだ
時間が過ぎたら
忘れてしまうような
軽いものなら
ばよかったよな
愛は買えない
諍いは絶えない
乾き切っていな
い首の匂い
いつも救えない
悲しみは癒えない
どうしても消えやしない
まだ触らないで
息をしないで
怖がらないで
この目を見つめて
震えないで 生き
足りないね
この夜だけ離れ
ないでいて
叶わなかったよな
僕らの願いは
思えば初めから
決まってたんだろうな
肋が浮いた君の
肌を撫でながら
最後まで確かめた
僕ら生きていると
エイメン
どうして二人を
認めなかったの
犠牲も罪も
僕らを表す美しい
歌なのに
愛は買えない
諍いは絶えない
乾き切ってい
ない首の匂い
いつも救えない
悲しみは癒えない
どうしても消えやしない
まだ触らないで
息をしないで
怖がらないで
この目を見つめて
震えないで 生き
足りないね
この夜だけ離れ
ないでいて
宙を舞い海に落
ちていったあの花
いつまでも消え
ない腕の痣
死体みたいに重ね
た僕らの体
最後くらい笑っ
たままさよなら