色を無くしてった
このセカイの中
居場所を求めては
彷徨い歩いた
触れた温もりに火傷しては
それでもまた求
めてみたりって
繰り返す日
々に虹を探してた
明日を急かさないで
今はまだここにいたい
静寂に蝕まれた心で
泣いてるように笑う
何もかもが滲んで見えるよ
無気力な今日に漂う痛みに
この身体はじわりと窮屈になる
飛び立てる時がいつか来るの
そんな願いはどう描けるの
眠れぬ夜を何度も独り抱いて
明日を急かさないで
寂しくて遠ざけた
盛大にその愛を振りかざして
届かないと嘆くよりも
優しくなれたならいいのに
無彩色の中 ここは何処なのと
私という個体が浮かぶ
そちらきっとキレイ
眩しいセカイなんでしょう
わかってるから
行けずにいるよ
明日を急かさないで
あの虹に会いたいと
静寂に蝕まれた心で
泣いてるように笑う
私がここにいるよ いるから