歩道に伸びる
影踏み遊んでた帰り道
遠い日の夢
あの風を辿れば
色あせないまま
会えなくなって
音沙汰ないまま
過ぎてく日々
元気でいますか
あの風の便りは
幼き日の恋
優しさに溢れてた
あの日の笑顔は
作り笑いも
慣れたこの私に
何を教えてくれるの
黄昏色の空まぶしく
あの日と
同じ様に綺麗で
変わらない
あなたのぬくもり
この胸に感じています
流れてく日々
蝉の鳴き声
刹那のように
時に切なくて
時に愛おしくて
儚くにじむ
目に見えるものすべて
変わってしまうようで
この調和の世界でも
私だけは
素直なままで
いさせて
黄昏色の空まぶしく
あの日と
同じ様に綺麗で
小さな願い事が一つ
寂しくただ
揺れています
切なく
早すぎる季節に流され
心に降る矛盾の雨
その優しさは誰の為
真実を信じてたのに
限りある人生の中で
限りある時間と
知って何故
限りない夢を
追いかけて
走り続け
幸せが何かも分からず
幸せを探して歩けば
思い出す
あなたのぬくもり
言葉にはせず
ただそっと
この胸に教えてくれた